CAMPUS LIFE

キャンパスライフ

2023-09-22

63期生 宣誓式

令和5年9月20日に令和5年度63期生宣誓式を挙行しました。今年度も感染対策を講じ、保護者の皆さまが参列をしての開催となりました。今年度は残暑も厳しく暑い中の開催となりましたが、式中体調不良者なく挙行することができました。

今年度から新しいカリキュラムとなり、2年次の「看護過程実習」という実習単位を取得した学生が、宣誓式に出席することができます。63期生53名全員単位を無事取得し、宣誓式を迎えることができました。

はじめて患者様を受け持ち、看護過程を展開し、個別性のある看護を提供することを学びました。

この実習はグループメンバーや家族の励ましがあって全員乗り越えることができました。

保護者の皆様の支えに感謝いたします。

宣誓式前、3年生から宣誓式おめでとうの気持ちを込めて、コサージュと63期生へのメッセージを書いたカードを手渡ししてくれました。実習・国試対策と忙しい中一生懸命準備をしてくれました。1年生は玄関のホワイトボードにお祝いメッセージを書いてくれました。

宣誓式は、ろうそくに灯火を灯して今後の看護師としての自覚と覚悟を持つ誓いを述べます。式典の中で渡辺学校長からは、昨年度までは戴帽式としてナースキャップの授与と誓詞を述べていましたが、現場でのナースキャップの廃止に伴い今年度から戴帽式から宣誓式に形が変わったこと。医療関係の学校の中で看護師学校の多くで宣誓式を実施している理由としてはっきりとした理由はわかりませんが、看護師という仕事は患者さんに寄り添い、愛が必要な仕事であることから看護師の自覚と責任が求められるため戴帽式や宣誓式につながったのではないかと思いますとお言葉をいただきました。

今年度から、佐久総合病院看護専門学校 誓詞に加え、学生が自ら考えた63期生 誓いのことばを述べました。

【63期生誓いのことば】

私たち63期生は

患者に寄り添い一人ひとりの個別性に合わせた看護を提供できる看護師 

誠実さを持ち、いかなる時も臨機応変に対応ができる看護師を目標にし、

努力を怠らず、仲間と切磋琢磨していくことを誓います。

洞理事長からは、農村医療の充実を目指し、同じような信念を持って働いていく仲間を大切にしてほしいこと、悩み、迷い、心の葛藤が学生生活の中であると思いますが、63期生で共に助け合い乗り越えてほしいとエールをいただきました。

上級生祝辞で62期生の富岡悠希さんからは、自身の戴帽時の体験から、患者様のことを考えて観察をすることでコミュニケーションがうまくできるようになってきたことや周りのメンバーに支えられながら実習を乗り越えてきたこと、自分を取り巻く周りの方々のへの感謝を忘れずにこれからの実習も頑張ってほしいことを伝えてくれました。

 答辞で63期生の丸尾花さんは、宣誓式を挙行してくれたみなさまに感謝の言葉を述べたあと、看護過程実習で初めて患者様を受け持ち、色々な話をしてくれたり、私自身のことも聞いてもらえ、孫のようにかわいがってもらったこと、最後に「あなたは良い看護師になれるよ」と言われて嬉しかったことを述べました。

12月には領域実習がスタートします。宣誓式の感動と誓いを胸に秘め、愛のある看護師を目指してもらいたいと思います。

【佐久総合病院看護専門学校 誓詞】

わたくしたちは看護の道をめざす者として、今ここに誓います。

一、わたくしたちは、農村の人びととともに農村医学を学び、その向上のために全力を尽くすことを誓います。

一、わたくしたちは、保健医療チームの一員として、心より病める人びとのために、尽くすことを誓います。

一、わたくしたちは、いかなる時も、患者の秘密を絶対に漏らさないことを誓います。

一、わたくしたちは、常に研究を怠らず、看護内容の進歩改善のために努力することを誓います。

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