→戴帽式

基礎看護学実習Ⅱを終え、56期生87名無事戴帽することが出来ました

私はこの式で、ちょうど1年前今の3年生が戴帽する姿を見て「私も早く戴帽したい。」と思う反面、「勉強や実習を乗り越えて先輩方のように戴帽式を迎えることができるのか。」ととても不安になったのを思い出しました。
正直入学してから勉強や技術練習、テストにたくさんの行事と、予想以上に忙しく、苛立ったり、このままやっていけるのかと不安になったりと、続けていく自信を無くしたこともありました。そんな時、同じ環境で頑張っている仲間やいつも支えてくれる家族、そして毎日工夫をこらした授業を行ってくださる先生方のことを思うと「こんなところで夢をあきらめてはいけない。」という気持ちになりここまで頑張ってくることが出来ました。

そして8月の基礎Ⅱ実習では、初めて一人の患者さんを受け持たせていただきました。私はこの実習で患者さんの視点に立ち、個別性を大切にした看護の大切さや難しさを学ぶことが出来ました。それぞれ悩みや喜びを得ながら、多くのことを学ばせていただいた実習だったと思います。実習中、細かいところまでアドバイスをして下さました指導者さん、先生、困っているときに一緒に悩んでくれたグループメンバー、的確なアドバイスをくださった先輩、たくさんの方々の支えがあったからこそ私は実習を乗り越え、無事に戴帽式を迎えることが出来たのだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

戴帽式では女子はナースキャップ、男子はポケットチーフをいただきました。私はナースキャップの重みを感じ、看護に携わる者としての自覚と決意をすることが出来ました。
また、灯授式では親ローソクから灯をもらい87名全員で声を揃え「誓いの言葉」を述べました。仲間とともに協力し合い、志を持って前進していこう、と心を新たにすることが出来ました。

これから実習の中で辛いことや悲しいことなど悩んだときには、戴帽式のことや看護師を目指そうと考えたこと頃のことを思いして、初心に戻りたいと思います。また、自分にとっての看護観をこれから様々な経験を通じて磨いていきたいと思います。

               齋藤 由羽

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